研究会概要


第4回日本びまん性肺疾患研究会 開催にあたって

 この度、第4回日本びまん性肺疾患研究会を2024年9月28日(土)から9月29日(日)にかけて、ステーションコンファレンス東京にて開催致します。

 

 日本びまん性肺疾患研究会は、我が国における間質性肺炎・肺線維症や難治性気道疾患などのびまん性肺疾患の研究は「臨床呼吸器カンファランス」、「難治性気道疾患研究会」、「間質性肺炎細胞分子病態研究会」などの歴史ある研究会を中心に大きく発展してきました。この3つの研究会を一元化することによって、びまん性肺疾患領域の臨床・基礎研究のさらなる発展を図り、また、この領域に関わる医師の育成・生涯教育の場を提供する目的で「日本びまん性肺疾患研究会」は2021年に発足しました。第1回研究会(会長:本間栄先生、2021年10月2日〜10月3日、東京)、第2回研究会(会長:須田隆文先生、2022年10月1日〜10月2日、東京)、第3回研究会(会長:坂東政司先生、2023年9月30日〜10月1日、東京)では、全国から500名近い参加者があり、基礎から臨床まで幅広い領域で質の高い多くの発表および活発な議論が行われ、我が国のびまん性肺疾患領域の基礎研究や実臨床において大変有意義な研究会となりました。

 

 第4回研究会では、びまん性肺疾患の基礎、臨床の最前線の知見を共有できるようなシンポジウム、特別講演、次世代の若手医師育成の教育的プログラム、さらに今回は初めてMDD認定講習会も予定しております。オールジャパンの英知を結集して、充実した研究会にしたいと考えております。

多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

   

 

第4回日本びまん性肺疾患研究会会長

東京医科歯科大学 統合呼吸器病学 教授

宮崎 泰成